動物介護士の仕事内容について

ペットに人間の食事の残り物を与えていた時代は半世紀も昔のこと。今では、栄養豊富なペットフードやサプリメントを与えるのは当たり前のことです。

 

しかも、医療技術の発達は言うに及ばす、大切なペットを室内飼いするのもごく普通のこと。病気や事故などが未然に防ぐことができるようになったペットたちが、史上空前の長寿社会を生きる時代に入りました。

 

寿命はかつての平均寿命を5歳あまり上回った結果、高齢化したペットたちが長い余生を過ごす、ペット高齢社会が始まっています。

 

人間と同じように、身体が不自由になったり、病気にかかって寝たきりになったり。アルツハイマーにかかり、徘徊や夜鳴き、昼夜逆転の生活を送るペットも・・・。どんなペットにも起こり得る、逆らい難い現象でもあるのです。

 

具体的な仕事内容

飼い主にとっては、家族の一員でもあるペットに起こる、つらく悲しい出来事です。

 

ペットの出来る限りそばに居て、世話をしてあげたい。そんな気持ちとは反対に、ペットの介護に時間や手間をとられ、日常生活に影響が及んでしまうと、お手上げ状態になることも少なくありません。

 

このような状況下、飼い主に代わって、介護を必要とするペットたちの世話をするのが、動物介護士の職務です。

 

主な勤務先は、全国各地に増加している老犬介護施設=老犬ホームやデイケア施設に詰めたり、ペットシッターとして、飼い主さん宅に出向いて、世話を行うこともあります(出張介護支援サービス)。

 

世話は、ペット1頭ごとに、異なります。給餌や排泄の際の介助、散歩や遊び、足腰のトレーニングやリハビリ、器具を用いた運動の介助、おむつ交換、動物病院への送迎、など、日常生活のひとコマひとコマにわたります。

 

アルツハイマーによる遠吠えや昼夜逆転をはじめ、さまざまな病気には、処方薬の投薬などもあります。同時に、飼い主と離れて暮らすペットが、楽しく過ごせるための配慮や工夫も欠かすことができません。