動物介護士に求められる能力

動物介護士は、今後、ペット介護のマーケットにおいて、さらに需要の増加が見込まれる資格とされています。だからといって、需要増だけを考え、動物介護士を志望する人はいないはずです。

 

動物介護の仕事を志望する人は、その大多数が、ペットに癒された経験を持っている人ではないでしょうか。

 

全身全霊で自分を癒してくれたペットの老後を温かく見守り、丁寧に世話をしてあげて、できうる限り楽しい余生を送らせてあげたい。最後まで命をまっとうさせてあげたい。

 

自分の経験をもとにした動機から、動物介護士の資格取得を目指す人は大勢いるはずです。

 

最低限必要なのは基礎知識

そんな動物介護士に求められている能力とは、どのようなことが挙げられるのでしょうか。

 

最も求められているのは、ペットの健康管理に対する理解と知識を持っていることです。わけても、高齢のペットの心身の状態を正確に見通す観察力は大切です。

 

病気をはじめ、転倒などの事故に遭遇しないための措置や、いざという時の応急措置も体得している必要があります。そのような理性と知識は、動物介護士として必要不可欠な能力と言えます。

 

けれども、そのような“理知”だけで、動物介護士の適性は割り切れるものではありません。

 

動物たちへの限りない愛情

高齢になったペットの気持ちは、人間と同じようにとてもデリケート。優しい声かけをはじめ、一緒に運動をしたり、遊んでやることはとても大切です。

 

運動不足から、心身のバランスがとれなくなっていく場合もあります。体調や運動能力を見計らっての、適切な運動や遊びは、脳にほどよい刺激を与え、活性化させる効果を持っています。

 

ペットの介助や介護だけでなく、共に働く動物介護士ほかのスタッフとの連携や、飼い主にペットの状態をきちんと説明できる、などのコミュニケーション能力も、非常に大切です。

 

最後に、動物介護士が、自身の心身の健康をしっかりと管理できていることも、仕事上、欠くことができない条件ではないでしょうか。